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◾日本の旬
日本でのイチゴは12月から5月くらいまでが旬とされています。有名なあまおうは1~3月くらい、とちおとめは3月くらいのが1番美味しいです。
◾フランスの旬
フランスでは国産のイチゴは3~6月が旬です。
それ以外の時期もスペイン産のものが流通していますが、大きめで、見た目は真っ赤で美味しそうなのですが硬く、味もうすいものが多いです。ただ、実がしっかりとしているのを生かして、サラダにしてフォアグラに合わせたり、砂糖やお酒と合わせるなど、調理にはむいている面もあります。そして、フランス産よりも安いのも特徴です。糖度は5ー6程度。
フランスのイチゴが美味しくないという人が食べてるイチゴはだいたいこのイチゴです。
◾フランス産の美味しいイチゴの種類
実はフランスにもおいしいイチゴはあり、種類によって結構味が違います。マルシェにも色んな種類が揃ってるので、選ぶときの参考になればと思います!
・ガリエット Garigette

ガリエットは4月半ばから出てきます。少し酸味があって、デリケートな甘さと芳醇な香り。糖度は7,5でもともと低価格なスペイン産との差別化をはかるために、甘く味の良いガリエットが開発された。
今ではフランス産のイチゴの40%をしめ、高い糖度と品質を保証する「ラベルルージュ」というラベルがついているものもある。
・マラデボワ Mara de Bois

5月半ばくらいから出始める、野イチゴという意味のマラデボワ。とても甘いこのイチゴは何と糖度8ー9!
艶やかで甘みも酸味もしっかりしていてジューシー!とても美味しい是非食べてもらいたいイチゴです。
・シャルロット Charlotte

シャルロットは4月から11月位まであり、大きめで甘いいわゆるのイチゴって感じです。タルトやジャムにも向いています。
・マリゲット mariguette
先程紹介した「ガリエット」と「マラデボア」を掛け合わせた品種がこのマリゲット。2つの良いところをとったまだあまり見かけない品種ですが、味が濃く程良い酸味もあり、やはりおいしい!

他にも長細く、もっとも香り高いという人もいる「シフロレットcihurorette」。結構どこにでもある「クレリーclery」など種類は様々。



マルシェでは味見させてくれると思うので、食べ比べて気に入ったものを買ってみましょう!
◾イチゴを使ったデザート「フレジエ」
フランスには「フレジエ」というイチゴを使った伝統的なデザートががあります。日本でいうショートケーキになりますが、生クリームではなくバタークリームを使ったしっかりとしたデザートです。
日本のイチゴと違い、甘いだけでなく酸味もあって凝縮感のあるイチゴだからこそしっかりとしたクリームとのバランスが抜群です!
◾日本のいちご
夏秋いちご 大粒 青森県産 すずあかね 白神山地 夏いちご 西目屋村より産地直送