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◾【メロンのスープ soupe de melon】の作り方
3人分
<スープ>
1個 メロン
30g~ グラニュー糖
10g レモン汁
15g 甘口のミュスカ(マスカットを使った白ワイン)
適量 ミント
適量 ヨーグルトのアイス(ヴァニラでも可。)
①メロンを半分に割ってスプーンで種を取ります。「いもくり」で丸くくりぬき、くりぬいたものは冷凍します。(包丁で綺麗に四角く切っても良い。)
②残りのメロンとスープの材料を全部ミキサーで回す。メロンの味によって甘味などを調節する。(甘口のミュスカはなるべくメロンの香りがするものが良い。)
③器にスープを流して、凍らせたメロンとアイスを盛ってミントを飾れば完成です。
お好みでクランブルを散らせてもアクセントになります。クランブルはこちらのレシピに載ってます。ベルベーヌのジュレなんかも相性が良さそうですね。
◾フランスと日本のメロン melon
フランスでは6月中旬からマルシェでもメロンが出回り始め、8月に最盛期になります。
パリで出回っている赤肉メロンの品種は主に「シャランテ Charentais」か、南フランスの「カヴァイヨン Cavaillon」産です。
日本では温室メロンは年中ありますが、露地物は5月~7月が旬になります。主な産地は静岡県、茨城県、北海道、熊本県、で、輸入物はメキシコとアメリカからがほとんどです。
フランスのメロンは安い場所では3個で2ユーロなんかで売られていることもあります。日本は摘果をして数を制限することによって、それぞれの果物に栄養を分散させしすぎないようにし、一つ一つの品質を高めているのに対して、フランスはほとんどが量産型。
そのため当たりはずれが激しいので自分で美味しいメロンを見極めて買うことが大切です。
☆フランスの美味しいメロンの見極め方
①形が綺麗で網目がくっきりと盛り上がっているものを選ぶ。
②カヴァイヨン Cavaillonラベルの物を選ぶ。
③ずっしりと重みがあるものを選ぶ。
④熟れた良い香りがするものを選ぶ。
フランスのマルシェでは味見が出来るので味見して、美味しくなければ押し売りを断り、しっかり店を変えて買いましょう。
◾日本の美味しいメロンについての詳しい記事はこちら
◾材料と道具
・【 熊本県産 】赤肉メロン (箱込 約1.8kg前後(2~4玉入り))
・ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ【Muscat de Beaume de Venise】【フランス・ローヌ地方・白ワイン・甘口・750ml】生ハムメロンにも相性良し。