素朴なおやつ【りんごのクランブル風】を少量でも美味しく、食べる分だけすぐに作れる、実際にレストランでもやっている作り方を紹介します。
材料に「カルバドス」というりんごのブランデーを書いていますが、子供用に作る時などは抜いてください。入れなくても十分美味しくなります。
Contents
◾りんごのクランブル風の作り方
<りんごのコンポート>
2個 りんご(紅玉など、酸味がしっかりあり、味の濃い品種が良い。)
20g ドライグリーンレーズン
30g グラニュー糖
20g 無塩バター
20g カルバドス(白ワイン、ラム、ブランデーでも代用可能。無くてもできる。)
<クランブル>
40g 無塩バター
40g 薄力粉
40g アーモンドパウダー(皮つきの方が香ばしくなる。)
40g グラニュー糖(ブラウンシュガーを使うとコクが出る。)
少々 シナモンパウダー
①クランブルを作る。バターを1センチ角くらいに切る。薄力粉、アーモンドパウダー、砂糖を合わせて手でバターを潰すように混ぜ、そぼろ状にする。冷蔵庫で冷やしておく。
コツは練ってグルテンを出さないようにするとサクサクになる。練るともちもち。(前日にやっておくのが良い。冷凍保存可能。)
②りんごのコンポートを作る。りんごの皮を剥いて半分に切って芯をとる。それを1、5センチ角くらいに切る。鍋にバターを溶かし、りんごと砂糖、カルバドスを入れ、沸いてりんごから水分が出てきたら、レーズンを加える。混ぜんながら軽く沸く位の火加減で、りんごが半透明になるくらいまで火を入れる。
余熱で火が入るので、食べてみて中心が軽くシャリっていうくらいで十分。(これも前日にやっておくとりんごに味が良くしみる。)
③鉄板かグラタン皿などにオーブンシートをひいてクランブルを薄く広げる。オーブン190℃で10~15分位焼くクッキーの用に香ばしい色になるまで焼く。焼き上がったら熱いうちにシナモンパウダーをふりかけて絡める。シナモンはお好みで。熱いところにふりかけると、より香りがたちます。
*焼けるまで均等に焼けるように時々混ぜます。
④りんごのコンポートは余分な水分を切り、鍋か電子レンジで温め器に盛ります。上からクランブルを好きなだけかけて、ヴァニラアイスなどと一緒な食べると相性抜群です!

◾応用編と、めんどくさがりな人へ
実はこれ、洋梨でやっても美味しいです!洋梨の場合少し固めを選び、アルコールは白ワインかレモン汁を入れて作るといいです。
クランブルを作るのが面倒な人は、スーパーで美味しそうなシナモン風味のサブレを買ってきて、ジップロックなどに入れて叩いて細かくくだいて、コンポートにかけてオーブンで焼き、最後にシナモンをかけても何となくはできます。が味は全く違うので是非一度作ってみてください。